ゲンゴロウ印の豆腐 赤字は会話です。
その13 【型布をたたんで、ふたをし、水を入れたコップなどを重石として載せる。重石が重いほど、時間が長いほど硬い豆腐になる】 はじめは、もっと大きいコップを載せていたが不安になり小さなコップに変えました。
その14 【20〜30分してから、水の中で型箱をはずす。長く水にさらすと甘味が逃げるので早めに引き上げる】 けっこう緊張の瞬間です。「豆腐は沈んで型枠は浮かぶ。ぶつぶつ・・・」
その15 いよいよ豆腐様とご対面の一瞬です。 型布を恐る恐る開けていきます。堅ければまだしも、柔らかすぎると開けたとたんグシャァと、ばらけたら、どうしよう!?
その16 見よ!・・・とりあえず形にはなっている。固さもあぶなっかしいほどよいやわらかさじゃ、あーりませんか!しかしちょっと薄いようだ。やっぱりこれは、荒挽き生呉のせいで豆腐分が充分に出なかったせいだろう???
その17 手作り豆腐とねぎ間を肴にして、今宵の一杯の準備完了。 立派に出来た豆腐を目の前にして、豆腐は冷奴に決定。 「どうだ、すごいだろう?」「すごい、すごい」
その18 かつお節とネギを353のせて、しょう油をぶっかけて、テレビを見ながらビールを飲んで、ふんふん鼻唄まじりに「おーい子供たち、お父さんのゲンゴロウ印豆腐を試食する人」と声をかける。
その19 哀れ無残、あっという間に豆腐だけ子供達に食べられてしまった。私が食べたのは、1口か2口、悲しすぎ、ネギ間だけ残る。「お父さんの手作り豆腐どうやった?」「もうないの?」「ばかやろー!」うまかったようである。
その20おからのゆくえ おからを卯の花にする予定は、大量に作っても食べ切れそうにないので、翌日のおかず、おからハンバーグに変更。こいつは、いけました。荒挽きおからのおかげで、こりこりっとした歯ごたえがあり、なかなかの一品。